緊急事態宣言下の訪問診療
新たな1年の幕開け…のはずが、宮崎県内の新型コロナウイルス感染者数が急激に増え、県独自の緊急事態宣言が出されています。みなさまも不安な毎日をお過ごしのことでしょう。
1/4から通常の訪問診療を再開している当院では、これまで続けてきた職員の健康管理の徹底はもちろん、訪問先での動きについても一部変更して対応しているところです。これまで患者さんの元へは医師と看護師の2人で伺っていましたが、現在は原則として医師が一人で訪問し、不織布マスクにゴーグルもしくはフェイスシールドを装着しています。これまで通り患者さんへ触れる前と触れた後の手指消毒を行っていますが、体調に変化がない場合にはなるべくお体に触れることなく、バイタルサインの確認も臨機応変に対応することにし、患者さんの元に長居しすぎないようにも気をつけています。また、微熱程度の症状であっても積極的に新型コロナウイルスの検査を行うようにし、万が一の場合でも家庭内感染・施設内感染の発生を極力抑えられるように努めています。
普段は医師と看護師の連携プレーで[診察・ご家族や施設職員からの聞き取り・残薬チェック・採血・各種処置]を行っていたため、それらをすべて一人でこなすことになった医師は少し大変ですが、今後も状況に合わせてフレキシブルに対応を変えていく方針です。
気温が低い上に、新興感染症への恐怖心から身も心も緊張したままになりがちですね。どうかみなさま、温かいお風呂にゆっくり浸かったり、好きな飲物を飲みながら緊張をほぐして、きちんと心身を緩める時間をお持ちください。その一助になるかどうかわかりませんが、昨年のXmasシーズンの当院の訪問診療の様子を掲載いたします。みなさまに喜んでいただけて、次のXmasへのやる気がフツフツと湧いております!(スタッフO)
(尚、写真撮影時のみマスクを外しております)