<続>院内のコロナ感染症対策

4/10のブログで当院での感染対策について触れましたが、今日はその後の感染対策についてご報告いたします。
現在、受付を通過するすべての人に手指消毒と検温を徹底していただく他、天井から透明シートを設置しドアノブやソファなども定期的に消毒作業を行っております。職員は手指消毒をして院内に入り、出勤時の体温を必ず管理シートへ入力、院内で使用するすべてのパソコン・ipad・キーボードも定期的に消毒しており、時間を決めて換気も行っています。患者さんに触れる際には手指消毒後に手袋をつけて診察・処置を行い、手洗いのできる環境であれば直後に手洗いと手指消毒を行っており、熱や咳のある患者さんを診察するときのためにフェイスシールドや防護服も準備ができています。

宮崎県では今後少しずつ自粛要請が解除されていく可能性がありますが、状況に合わせてその都度検討し、必要な対策は継続していく方針です。みなさまもお買い物や受診など、どうしても避けられない外出もあるかと思いますが、こまめな手洗い・手指消毒が一番効果的な予防対策です。【常に何らかの病原菌が手についている】のを前提にして、手洗いを徹底し、スマホの消毒も1日1回するとよいと思います。

 

…学生時代、皮膚科の実習中に聞いた当時の教授の言葉を思い出しました。
「僕たち皮膚科っていいんだよ。患者さんから病気をもらったことがないんだ。
なぜなら一人診察したら【必ず病原体が手についた】とわかっているから。
分かっているから必ず一人ずつ手を洗う。だからうつらないんだよ。」
なるほど…と妙に納得したので今でも記憶に残っているのでした。(スタッフO)