大切な人に電話を

 例年ならば車を走らせ、あるいは飛行機を予約して実家に帰省をしていたはずのゴールデンウィーク。
今年はいかにして自宅で楽しむか、いかにして子どもに3食きちんと食べさせるかなどで頭がいっぱいになっていました。
そしてGW後半になってやっと気がついたのです。【しばらく母親の声を聴いていない】という事実に…。
文字のやり取りはするものの、おそらく母も忙しいだろうと気を遣ってかけてこなかったのだと思います。
慌てて電話をかけ、「元気?」と声をかけると「あ〜、久しぶりに人と話した!嬉しいわ!」という母。
聞けばご近所の仲良しさんには基礎疾患をお持ちの方も多く、庭先でチラッと姿が見えても互いに気を遣ってか、
いつものように井戸端会議はできないそう。
 …自分の親不孝を、猛省しました。

 3密を避けて、不要不急の外出を控えるというはじめての経験を通じて、改めて気づかされる《有難い日常》。
長い付き合いのご近所さんとの他愛もない立ち話、子どもや孫とのハグ、顔をつきあわせて涙が出るほどの大笑いも、
今は宝物のように感じられます。電話でもいいし、感染対策を十分に講じて声を掛け合ったりして心を通わせることで、
自分の気持ちにもすーっと水が染みこんでいくような気がします。

 大切な人にぜひ電話を。互いの温かい声で少しほぐれる緊張があります。
そして、たまにはTVを消して、演出された報道とは適度な距離を保ちましょう。
コロナウイルスは麻疹や結核のように空気感染はしません。咳エチケット・こまめな手洗いで
ウイルスが目や口から体内に入ることを避けることで予防ができます。
命と同じくらい、自粛生活をする人々の健やかな生活を守ることも大切です。
できる範囲で大切な人に声をかけようと思った今年のゴールデンウィークでした。
(スタッフO)