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国体施設分散化への道 宮崎市の教訓

県議会を辞職したものの、毎日朝から晩まで予定ややることが詰まっていて、更新が滞ってしまいます。すみません。

国体施設(陸上競技場、体育館、プール)の都城、延岡、宮崎への分散整備決定については、地元紙も県の決定へ賛同するような論調が多く、これまでの県の調整や説明に一本あり、という感じがしてきました。

 

一方でこれまで通りの県央整備を求めてきた宮崎市としては、先週の宮崎日日新聞紙の記事でも戸敷市長の言葉として

「県央整備の利点を訴えてきた宮崎市の戸敷正市長は「集中型がいいのは当然で、スポーツランドのイメージが薄れてしまうのでは」と懸念を示しつつ、「今回は受け止めなければしようがない」と吐露。」

という諦めの心境が紹介、そして市議会ではアリーナ型の体育施設を宮崎市として検討したい、しかし財源探しや県との協議もこれからというかなり焦りの見られる姿勢が見られます。

 

幾人かから問い合わせを受けたのですが、今回の知事の分散整備の方針というものは、県議会での議決事項でもなんでもなく、昨年度からの議論の積み重ねを経て今回のような結論に至ったことを考えれば事実上の最終決定です。

県議会がどうしてもこの決定を覆したいと考えれば、体育施設整備に必要な予算が上程された時に否決をするという荒業しか残っていません。県立宮崎病院はまさに再整備は了承したけれども予算額が膨れ上がったので、実施設計の予算案を上程するかどうかで一悶着ありました。

 

しかしこうしたプロセスが生まれるのも、県がその意思決定過程を透明化し、説明を重ねてきたことの裏返しとも言うことができます。

県立宮崎病院は当初からA案〜D案を示し、それぞれメリットとデメリットを説明を重ね、決定。

今回の国体施設にしても、昨年度から繰り返し委員会や本会議場で各施設の候補地のリストアップ→それぞれ2候補地に絞り込み→最終的に1つに絞り込みというプロセスを経ました。

 

一方、宮崎市においては市役所建替えという200億を超える重要な案件にしてもその検討に必要な資料は内部資料という理由で公表されていません。市議会議員には自主研究グループの資料が配布されているようですが、これは情報公開請求をしても出さないでしょう。

そしてこのまま、12月には建替え方針の結論だけを発表したいというのですから、その不透明な意思決定プロセスは県と非常に対照的に思えます。

 

 

あまり地元紙は今回の分散整備に至った経緯を深掘りして検証してくれていませんが、色々と不正確な情報が飛び交っておりますので私なりに公の文書で説明できる部分は説明致します。

 

まず、昨年度に国体に向けては陸上競技場と体育館、プールの3つを新設する方針を決定、そして候補地をリストアップすることとなりました。

下は昨年12月の常任委員会での報告資料。

以下は、整備候補地のリストアップ状況と要望状況。

陸上競技場については、都城の山之口だけが地元からの要望あり。宮崎市は無し。

体育館は6自治体から要望。

 

そして、その次の2月議会の常任委員会。それぞれ2箇所に絞り込みましたという報告がありました。

各候補地を総合評価していくことの説明。

 

なお、上の資料の(3)の4番目の・にあるように、整備費や維持費の一部負担に関して今後協議していくことについて回答があったのは都城市及び延岡市、とあります。

ですので、上記の流れから県は今月の最終結論に至るまで各自治体と対話を続けてきたことがよく分かります。

そして宮崎市に関しては、地元負担の協議についても回答はなく、陸上競技場に関しては要望も上がってきていない状況でした。

 

 

実際、その後遅くになって5月に宮崎市長から県への要望書が提出されましたが、体育館のみについて要望されていました。

 

その後、7月になり宮崎市議会のスポーツ観光振興議員連盟から要望。

唯一、陸上競技場へ言及した要望でした。

 

しかしながら、宮崎市長が会長となっている県市長会から県への要望書は、分散整備の要望。

 

そして、こちらは県内の市議会議長会(会長は宮崎市議会議長)から、県議会自民党に対する要望書。

宮崎市からは体育施設の要望はなく、延岡市からは体育館整備の要望。

こちらは県商工会議所連合会からの要望。

こちらも体育施設は分散化の要望。

 

最後に、毎年8月に提出される宮崎市から県への要望。

やはり最後まで県体育館だけの要望

 

 

今回の判断、県に対する批判も聞かれますが、その立場や自治体との今後のつきあい上、あまり露骨に上記のような経緯を説明することはできないでしょう。県議会議員としても同様だと思います。

私は以上の経緯を知り、かつ県議を辞めて市政をあらためたいという立場になった絶妙な立場なのできちんと説明をさせて頂きました。

 

世の中には宮崎弁でいう「げなげな話」という、いい加減な噂や推測だけでストーリーが作られることがあります。しかしそうした議論をいくら繰り返しても生産的ではありませんし、本来は学びが得られるはずが決定的に誤った方針だけが残ることもあります。

今回、紹介させて頂いた常任委員会の資料は全てネットで公開されているものですし、各種要望書も隠す必要もない公文書です。こうした一次資料をもとにした冷静な検証が必要だと思います。

県議会議員を辞職しました

9月8日、蓬原県議会議長へ辞職願を提出し、9月議会冒頭の本会議場にて同意を頂きましたのでその瞬間から県議を辞職致しました。

 

辞職願を提出する写真なんて珍しいかもしれませんが、ちょうどカメラマンさんがいたので撮ってもらいました。左の方は、議会事務局長の甲斐さんです。

 

2011年と2015年、あれだけの選挙を戦い、県民の皆さまからの重い負託を受けて頂いた2期6年半のこの議席。

130年以上におよぶ県政の歴史に名を連ね、仕事をさせて頂いたことをとても光栄に存じますし、県民の皆さま、後援会の皆さま、議員諸氏の皆さま、議会事務局や執行部職員の皆さまのご協力とご指導もあってここまで務めを果たすことができたこと、心から感謝申し上げます。

全力を出し切った、多くの実績を残した、とでも言いたいところですが、県政発展のため本当に最善を尽くすことができたのか、あの時点でこうした行動を取れば良かったのではないか、と自らに問うような心境でもございます。

ただ、今後も同じ政治というフィールドで一層お役に立てるよう精進を重ねて参りたいと存じます。

と、やや遠回しに議会では挨拶致しましたが、今後は宮崎市長という立場から市政発展へ尽力できることを目指して活動を続けて参りたいと存じます。

 

本会議場の傍聴席には、私にはサプライズでたくさんの支持者に来ていただいており、辞職の挨拶を聴いていただきました。

その後、県庁前広場にて記念撮影。皆さん本当にありがとうございました(泣)

 

さらにこの後、県議会自民党控室にて皆さまから花束と、親和会から御餞別を頂きました。

 

8月末で辞職された、島田俊光さんも一緒に。

島田さんは10月の串間市長選挙に向けて表明されたところで、ほぼ同時期の辞職となりました。素晴らしい方です、頑張ってほしい!

 

 

昼前からは、知事、副知事からはじまり県庁各課へ挨拶に周りました。

いくつかの課には議員として質問や問い合わせ、意見交換など集中したりもしましたが、とてもよく協力して頂きましたし、一人ひとりの職員の皆さんは誠実に対応して下さいました。有難うございました。

 

県議会、そして県庁を去るのは寂しい限りですが、居心地がよくなってきた頃が職場を変える頃合いと言う方もいます。私も7年目にして少し居心地がよくなってきた部分があったかもしれません。

本年度は報道にあったとおり、島田さん、私につづいて会派会長の宮原県議まで県議会を去る見通しです(あくまで見通しですが)。自民党会派の皆さんには大変ご迷惑をおかけして心苦しいところですが、また違う立場で一緒に仕事をする日を楽しみにしております。政審会長の後任となられた黒木正一議員にも本当に感謝申し上げます。黒木議員には今までにも大変お世話になりました。

 

ということで、来年1月に向けてもう少しギアを上げて活動をして参ります。

予定していた公務の全てを終え、後任の政審会長の選任を終えるまでは1日、4日の政審会も政審会長として務めを果たしてきました。できるだけ議会に迷惑をかけないよう、関係者の皆さまに相談しながら、このタイミングの辞職となったことにご理解賜われればと思います。

 

今日から一介の素浪人(フリーター医師?)ですが、引き続きよろしくお願いいたします。

県体育館、県陸上競技場を延岡と都城へ持っていかれた宮崎市

今朝の宮崎日日新聞1面で報道されてしまったので周知のこととなってしまいましたが、県は日向学院前にある県体育館を延岡市へ、木花の運動公園にある陸上競技場を都城市へ整備する方針を固めました。

 

今朝の宮日新聞1面 記事の権利関係から、見出しだけ紹介

 

2026年、天皇陛下をお迎えしての宮崎国体が内定しておりますが、県は陸上競技場と体育館、プールを新設する方針を昨年度決定しました。

それぞれ候補地を絞って、当初は6月県議会で決定する方針でした。

 

しかし各種競技団体や自治体の要望、意見も相次ぎ、9月議会まで判断が先延ばしされている状況でした。

ただ、初夏頃には県として概ねの方向性が出ていたなかで、あとはいかに関係各者が納得する理由を整理するかという段階だったようです。

 

 

延岡市や都城市はそれぞれ昨年度から積極的に地元県議や国会議員とも連携をして市長が県体育館、陸上競技場の誘致に動いていました。それぞれ、財政支援やその後の管理など具体的な協力内容も明らかにしつつ、県施設の分散化へ攻勢を強めておりました。

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宮崎県体育館、宮崎市にできるのか延岡市にできるのか

昨日は宮崎市議会観光スポーツ振興議員連盟(以下、議連)の皆さんの、知事への要望へ同行させて頂きました。

議連の皆さんは役員を中心に、県議の方は宮崎市選出の超党派が10人ほど集まり、後ろで見守っておりましたがあたかも圧力団体のような風景でした(苦笑)

 

写真は要望書を知事に手渡す、議連会長の串間修議員

 

要望の内容は、

・県体育館を宮崎市内に新設すること

・陸上競技場を、現在の総合運動公園内で新設すること

 

の2点です。

これら2つは、それぞれ延岡市と都城市が財政負担まで申し出ながら誘致を主張しています。

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県病院視察・ポート社の取り組み・県連定期大会

【5月29日(月)18時30分〜 下北方町自治公民館にて報告会】

【5月31日(水)18時30分〜 大淀公民館にて報告会】

 

 

【県立宮崎病院の視察】

先週は常任委員会の視察で県立宮崎病院を見てまいりました。

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