• プロフィール
    profile
プロフィールを読む
  • ブログ
    blog
ブログを読む

宮崎市職員の皆さんへ

2017年12月13日 | 宮崎市政

同居女性への傷害容疑、そして酒気帯び運転で2人の宮崎市職員が逮捕・摘発されました。

それを受けての宮崎市の対応は、

 

「戸敷市長が全職員に対し服務規律を徹底するよう訓示したほか、市の綱紀委員会が、11日から1週間、公的な場での飲酒を控えるよう職員に通達した」

 

と報道されています。(MRT)

市長による訓示や禁酒令で、市職員の意識が変わるのか、綱紀粛正が図れるのかは大いに疑問で、他に適切な組織マネージメントがあるだろうと思います。

もちろん、犯罪はダメです。市民に対して頭を下げたあとは、刑事事件の背景など警察へ任せるべきでしょう。

 

しかし今回の件で改めて思ったのですが、今の宮崎市役所は失敗することや市民からのクレームを恐れるあまり、過度に防衛的になっているのではないかと感じます。

 

打ち出す政策についても同じようなことが言えると思います。

他の自治体ではやっていないこと、宮崎市政において前例のないことをやると、期待通りの成果を生まずに失敗するリスクもあります。そんなリスクを負うくらいなら、あえて挑戦なんかせずに手堅い行政運営でいこうという意識です。

または、あらゆる利害関係者が異論を出さないような政策も目立ちますが、それでは角が取れてしまって、本質的な成果が出るかどうかは置き去りになってしまっています。

 

しかしこれから人口が減り続け、お年寄りは増え続け、財政も厳しさを増す宮崎市。

今までと同じことをただ続けていくだけでは、その延長線上には経済成長も街の発展もなく、ひいては子どもやお年寄りを支える社会保障の体制も弱り続けるだけです。

 

役所の失敗や外からの批判は全て市長が責任を取るから、職員はのびのびと仕事をして、前例のないことでもどんどん挑戦していこう!というトップの前向きな意識と組織文化が、職員のモチベーションを上げ、パフォーマンスの向上に繋がり、不祥事の減少に繋がると信じています。

今の宮崎市役所は、市長が職員に訓示したり(つまりお説教という意味ですが)、臨時や嘱託の方含めて全員一斉に禁酒令を出したり、どうも職員の皆さんが萎縮するような方向で悪循環に陥っている気がします。

 

 

私は時々勘違いされているようですが、知事をチェックする議会側の人間として厳しく執行部の政策を問いただし、時に批判を加えてきましたが、単純なミスや積極的に取り組んだ結果、思うようにいかなかったような失敗には寛容な人間です。(もちろん法を犯すような不祥事はダメで、犯罪は論外)

医療現場では、To err is human(失敗するのが人間というものだ)という考え方がこの10数年で日本でも定着し始め、医療従事者が失敗することを前提に二重三重の防護壁を設けたり、患者さんが救われる補償制度を構築してきました。

 

公務員の皆さんだって人間ですし、時にはミスもします。

そして政治家だって正しいと思っていた政策を実行してみたら、思うような成果が出なかったということもあるでしょう。

 

そうした時に、ミスや失敗を認めず、自己防衛に走ると必ず市民から見透かされてしまいます。トップが責任をとり、市民へ直接説明をし(ここが大事)、職員に対しては内部でフィードバックを行い、反省を活かして次はもっとうまくやろうという前向きな意識を引き出す。そうしたことが、職員を抱え、市民に向き合う政治家として大事な仕事ではないかと感じます。

 

職員のマインドを萎縮させてしまうような精神論や、形から入るような勤務時間削減、心を冷えさせるようなコストカットでは組織のパフォーマンスは下がっていくばかりだと思います。

宮崎市職員は2,500人、さらに臨時や嘱託の方々を含めれば3,700人もいる大組織です。地方都市にあって、これだけの巨大組織の職員一人一人がほんの少し意識が変わり、パフォーマンスが上がれば大きな成果が生まれます。

市役所組織についても風通し良く開かれた組織を目指し、前向きな意識が生まれるような市政運営を目指していきたいです。

 

 

写真がなかったので、下は今朝の辻立ちの様子。

すごく寒いですね、皆さん風邪には気をつけて!

清山とものりプロフィール

清山 知憲(きよやま とものり)


平成18年東京大学医学部卒業後、沖縄県立中部病院研修を経て、米国ニューヨーク市のベスイスラエル病院にて内科インターン修了。 平成21年宮崎大学医学部第三内科入局。 平成23年、平成27年ともに宮崎市選挙区にて一位当選。 平成29年9月に議員辞職。

清山知憲Facebook

清山知憲Twitter

清山知憲Line友達追加

このページのトップへ