年内に出すとしていた市庁舎の方針案は、「方針」と言えるのか??
明後日、東京都議会議員のおときた駿、兵庫県議会議員の中田しんやと一緒に街頭演説会を行います。
日時:12月3日(日)13時〜13時30分
場所:山形屋前交差点
14時からは我が事務所でトークセッションですが、気軽に聞きに来たいという方はこちらの街頭演説会へぜひどうぞ。
さて、宮崎市議会が開会しており、来週から一般質問が始まります。
市議会の一般質問の予定
http://www.city.miyazaki.miyazaki.jp/parliament/hearing/139417.html
市長任期最後の宮崎市議会。
どんな議論がなされるのでしょうか。
先日、宮崎市役所を建て替えるのかどうか、市役所が年内には示すとしていた【一定の方指案】が明らかになりました。
???
【建替えを含めた庁舎のあり方の検討を更に進めます】
って、これは一定の方針案なのでしょうか…
検討を始めたのは周知の事実で、検討をするかしないかはそもそもポイントではありませんでした。
7月3日の宮日新聞でも下のように報道されていました。
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市民に大きな負担を強いる事業にもかかわらず、同市では市長が建て替えなど方針案を表明した後に内容を公表する予定。方針案を表明する時期や内容については「未定」としており、市民は市長が公表するまで情報を知ることができない。
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確かにここまで全く情報を知ることができませんでした。
任期終了まで2ヶ月という段階でようやく検討材料を公表、一定の方指案を出すとしていたものの、結論は「検討を進める」というもので、かなりブレています。
まあ選挙直前の時期にバタバタと決めるべきものでもありませんし、そもそも内部検討のみで方針案を年内に出すとしていたことが無理筋な話でした。
さらに今後の検討体制は以下のようです。
これを見て「えっ?」と思ったのですが、検討体制のなかに庁内の検討委員会と並んで市議会が位置づけられています。
通常、行政の執行部が内部でも外部でも様々な検討会での議論を踏まえて案をまとめていき、議会はあくまでその報告を受け、意見をしたり実際に予算を要するものについては議決を行う位置づけだったと思います。
しかしこの図で示されているように、市議会も検討体制の一部ということは市議会議員の皆さんも市庁舎のあり方検討に加わるということでしょうか。
この辺はよくわからないのですが、市議会での議論に注目していきたいと思います。

清山 知憲(きよやま とものり)
平成18年東京大学医学部卒業後、沖縄県立中部病院研修を経て、米国ニューヨーク市のベスイスラエル病院にて内科インターン修了。 平成21年宮崎大学医学部第三内科入局。 平成23年、平成27年ともに宮崎市選挙区にて一位当選。 平成29年9月に議員辞職。