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県立都農高校、2021年に閉校

2016年12月15日 | 県議会

今月、県立都農高校が2021年3月に閉校し、高鍋高校へ再編・統合されるというニュースが大きく報道されました。

 

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(都農高校HPより)

 

町にとって大変重大なニュースであり、センセーショナルな報道が続きますが、正確な数字や議論の内容までは十分に伝わっていないと思われるので、先日の常任委員会の資料を紹介します。

 

まず、昨年の3月、前々年度ですが、県立高等学校教育整備計画の案が県議会で報告され、統廃合の対象として危ぶまれていたのは都農高校、飯野高校(えびの市)、福島高校(串間市)でした。

そこで都農高校はかなり厳しい観方をされており、計画中の実際の表現は次の通りです。

 

都農高校

※ 総合学科を設置している都農高等学校については、系列の在り方を含めて新たな特色や魅力づくりを進めるとともに、定員の充足状況等を注視しながら、統廃合等の適否も含めて、今後の学校の在り方について検討していきます。

飯野高校

※ 3学級規模の飯野高等学校については、地域における中高一貫教育の取組や定員の充足状況等を注視しながら、統廃合等の適否も含めて今後の在り方について検討していきます。

福島高校

※ 3学級規模の福島高等学校については、地域における中高一貫教育の取組や定員の充足状況等を注視しながら、統廃合等や連携型中高一貫教育校開設の適否も含めて、今後の在り方について検討していきます。

 

飯野高校や福島高校は、中高一貫教育の取組という表現が入っており、なんとなく生き残りの道は残されているようにも感じましたが、都農高校についてはちょっと定員充足の数字的にも厳しいんじゃないか…という雰囲気がありました。

その翌年度に県議会自民党でも改めて教育委員会から聴き取りをしたり、存続のために必要なことや教育委員会の見解を問いただす勉強会も開いてきました。

そして都農町においても高校存続に向けた取組が精力的に行われておりました。

 

ただ、それでも今後の児湯地区の子どもの数という厳しい現実があり、今回、2021年の閉校を決定するという教育委員会の結論だったとのことです。

以下、今月の文教警察企業常任委員会での資料を掲載します。

 

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基本方針として、1学年4学級以下になれば統廃合の対象になる、ということでした。

その中で、都農高校では平成25年度から3学級の定員120名に減っておりましたが、それでも入試合格者数がこの2年は61人、67人と大幅に定員を割る状況が続いていました。

これは合格者数ですから、実際の入学者数はこれよりちょっと少なくなります。

 

児湯地区の中学校卒業者数は3年後、現在の735名から603名へと約150名も減少することが見込まれており、実際に都農町立中学校の生徒数は現在の3年生は109名ですが、1年生は70名となっております。

 

このまま学校が小規模化していくことは生徒の学習環境にとっても影響が良くないということで、今回の統廃合の決定に踏み切ったとのことです。

しかしこのニュースは11月定例県議会中に話題となったのですが、一般質問でもこの話題が出て来ることはありませんでしたし、特段委員会の外で議論が盛り上がる様子はありませんでした。

児湯地区のことであり、地元議員もある中でどのような理解、議論がなされているのかは私もそれほど詳しくありませんが、町から高校が一つなくなるというのは大きな衝撃だろうと思いますし、卒業生や在校生の皆さんもつらい思いでおられることだと思います。

しかし、それだけ人口減少という現実は重いものがあり、実際に小学校などは毎年のように各地で閉校に追い込まれています。

 

国全体の人口減少のことを、もとの最適な人口に戻るだけ、人口が減ること自体は悪くはないという意見もありますが、その減り方のスピードは世界でも類を見ないほどであり、必ず痛みを伴います。

子どもの数が減るということは、地域の賑わい、活力に大きな影響を及ぼすということを改めて実感しました。

 

都農高校に関しては地元自治体も抗議する旨の表明をされておりますし、今後どのように推移するのか分かりませんが、今回は具体的な資料を紹介させていただきました。

清山とものりプロフィール

清山 知憲(きよやま とものり)


平成18年東京大学医学部卒業後、沖縄県立中部病院研修を経て、米国ニューヨーク市のベスイスラエル病院にて内科インターン修了。 平成21年宮崎大学医学部第三内科入局。 平成23年、平成27年ともに宮崎市選挙区にて一位当選。 平成29年9月に議員辞職。

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