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明暗の分かれた医師候補の戦い

2016年7月11日 | 医療 医療政策 政治

今回の参院選、医師免許を持つ候補は全国で10名でした。

 

以下、m3.comより

■比例区  ※五十音順
秋野公造    公明党      現職
梅村さとし   おおさか維新の会 元職
熊野正士    公明党      新人
自見はなこ   自由民主党(日本医師連盟組織内候補) 新人
矢作直樹    日本のこころを大切にする党 新人
渡辺良弘    国民怒りの声 新人

■選挙区  ※北から
桜井充     民進党 宮城  現職
柳沢秀敏    無所属 東京  新人
玉田憲勲    無所属 広島  新人
足立信也    民進党 大分  現職

 

私の関わりのある、思い出深い方々を紹介致します。

 

自見英子(はなこ)さん 当選

自民比例、6位 得票数:210,562票

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(写真はFacebookより)

日本医師会役員でもなく、小児科の勤務医から立候補、全国の医師会内でも知名度の低いところからのスタートでしたが、無事上位当選できて良かったです。

与党唯一の小児科医として、医療を守り、子どもの健康を守ってくれるものと信じています。

 

梅村聡さん 落選

維新比例、6位 得票数:37,579票

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(写真はTwitterより)

 

梅村聡さんは現職時代の4年前くらいに、日本医師連盟の研修会で講演を聴く機会がありました。

若手の内科医として、バランスの取れた、まっとうな政策の実現に奮闘されている様子が伝わり、その場にいた医師会の先生方からも大変好評でした。

当時、民主党に所属されていましたが、医師会の先生方は所属政党に関係なく応援したいという声も。

しかしその後の参院選で再選を期して戦いましたが落選、今回は維新の比例区で出馬しましたが当選ラインに届かず。

患者さん向けの雑誌、ロハス・メディカルでは「梅村聡の眼」というタイトルで連載をされておりました。

http://lohasmedical.jp/e-backnumber/129/#target/page_no=28

今後もご活躍を祈念しております。

 

矢作直樹先生 落選

日本のこころを大切にする党、5位 得票数:10,363票

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(写真はTwitterより)

 

矢作先生(かつての大学の先生なので、先生と呼びます)はこの3月に東大医学部の救急医学分野教授、附属病院の救急部長を定年退官され、参院選の直前に立候補が決まりました。

私は大学時代にかわいがってもらい、御殿下のウォールで一緒にクライミングをやったり救急部長室で語り合ったのもいい思い出です。

病院実習では教授の講義もあったのですが、ご自身の父上のケースを題材にして、生と死について考えさせられました。

その後、近年は「人は死なない」で著作デビューされ、「おかげさまで生きる」がベストセラーとなったり、病院の外でのご活躍が増えてきました。

 

その言論活動もスピリチュアルな表現が増えてきており、正直、私の理解を越えるような内容も少なくありませんが、大局的に先生の言わんとすること、そして今回の選挙戦を通じて訴えたかったことはよく分かるような気がします。

私が立候補を知ったのも公示直前のことで大変驚きましたが、先生はほとんど大々的に政治活動、選挙運動を展開することもなかったので、矢作先生が立候補されていること自体知らない方がほとんどだったと思います。その著作を読まれた方、ファンの方すらも知らなかったのではないでしょうか。

 

結果に関係なく、日本のために行動して欲しいと頼まれての出馬だったようですが、政治という非常に重要なフィールドで行動に移す医療人が少ないなか、行動を起こされた勇気と信念に敬意を表したいと思います。

会ったこともない方に批判され、色眼鏡で見られるようになる政治という世界は、患者さんや家族から感謝されることが多く外部からの批判もほとんど受けることのない医療の世界とは対極にあると思います。(医療の世界の厳しさも知っていますが、個人が受けるプレッシャー、批判、評価は比べ物にならないと思います)

かつて教えを受けた身なので多分にひいき目が入っているかもしれませんが、選挙は結果が全てとはいえ、意味のある立候補だったと思います。

 

 

ほか、民進党で選挙区から出馬された現職の桜井充さん、足立信也さんはそれぞれ辛勝、公明党の秋野公造さんと熊野正士さんは盤石の選挙で圧勝でした。

 

 

清山とものりプロフィール

清山 知憲(きよやま とものり)


平成18年東京大学医学部卒業後、沖縄県立中部病院研修を経て、米国ニューヨーク市のベスイスラエル病院にて内科インターン修了。 平成21年宮崎大学医学部第三内科入局。 平成23年、平成27年ともに宮崎市選挙区にて一位当選。 平成29年9月に議員辞職。

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